まずはどんな職業に就けるのか知ろう!
販売や接客業務
一般的な派遣社員のイメージとは、どのようなものでしょうか。例えば、事務職や軽作業のイメージを持っている方も多いと思います。でも実際の派遣社員は、それ以上にいろいろな職種に就けます。就職の幅がある働き方が今の時代に合うので、派遣社員の割合もどんどん多くなってきているみたいですよ。
基本的に、現場では正社員の補助役なので、仕事に慣れていけば正社員へのステップアップを目指せます。そして専門のスキルがあれば、高収入も見込めますよ。今回は派遣社員として、自分のライフスタイルに合った条件やスキルを活かせる職種について、いくつか紹介していきますね。
新規オープン店などの呼び込みスタッフやキャンペーンを行っている販売スタッフを、買い物中によく見かけますよね。この方々の大半が、派遣社員として働いています。このようなメーカー所属で、接客業を行う派遣社員は最近多くなってきていますよ。窓口業務などにも派遣されたり、たまに期間限定で一流ブランドやデパート店員なども任されたりすることがありますよ。
また、コールセンターでの仕事です。基本、電話での受信や発信の業務が中心となる「テレマーケティング」。ほとんどの業務が電話応対なので、コミュニケーション力が必要になってきます。顔が見えない声だけの接客です。相手への配慮が大切になりますよね。一部では自社でコールセンターを設けずに、アウトソーシングで派遣会社に委託することも最近は多いみたいですよ。
専門スキルが活きる職種
医療業界を見てみると、医師などに医療情報を提供する仕事もあります。最新の情報を発信する業務なので、派遣社員でもすごく責任のある仕事ですよね。でも専門的な知識が必要で、就職するためには一定の条件をクリアすることも当然求められてきます。時給も一般的な派遣社員よりも高収入が見込めるため、医療分野はおすすめですよ。もちろん薬剤師や看護師として医療・介護分野で活躍したい場合は、専門スキルや国家資格が必要になってきます。
また、派遣社員でも広告物やホームページなどの制作業務に携われることもありますよ。クリエイティブな職種を目指している方にとっては、どの程度の専門知識が必要なのか見極めるポイントにもなりますね。近年では、ゲーム開発などの仕事もあります。派遣社員として働きながら経験を積めるため、注目度が上がっている職種です。
そしてIT関連やエンジニアの求人数も、最近は増えてきています。ここでは自分の技術レベルによって収入も決まるので、経験がある人にとっては働きがいがあるでしょう。技術が活かせて、今後のスキルアップにつながるメリットも十分にありますよね。
まだある派遣社員の職種
芸能マネージャーなどの仕事も派遣社員でなれます。現場同行やスケジュール管理を行い、芸能界に関わる仕事を希望している人にはおすすめですよ。ただし、業務上どうしても勤務時間が不規則になりやすいですね。
そして保育士や介護職などは、労働条件が厳しいこともあってマイナスイメージが強くありますよね。でも派遣社員だったら残業もなく、比較的働きやすい職種です。経験を積んでいけば、正社員として働くことも可能になりますよ。